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まなざしがまぶしいのは

2.5次元沼につきおとされたミーハー

アイドルファン審神者、刀ミュ本公演へ行く

こんにちは。
ミュージカルファン兼アイドルファン兼審神者ゆるりです。
 
前回の記事は予想外にたくさんの方に読んでいただいたようで、こりゃまあびっくりでした。なにがびっくりって名前伏せてたのに、友人「あれゆるりちゃんでしょ」とバレた。まージャニーズKPOPを渡り歩いて2.5次元に辿り着いてる女がそんなにいないってことなんでしょうけどもね……。わたしは人生楽しいです。仕事めっちゃくちゃつらいけど。前のエントリを見て本公演に行ったよとメッセージ送ってくれた方もいました。ありがとうございます。ヲタク冥利につきるぜ。この調子でどんどんダイマに励むとしよう
 
 
 
そういうわけで(唐突)本公演に行ってきましたよ。ミュージカル刀剣乱舞阿津賀志山異聞でございます。ついに来てしまった。来てしまったよ。飽きずにまた二桁通わせていただきました。そして終わってしまったよ。
今回も感じたことを忘れないように、ほぼ自分のためにブログを書くことにしました。前回より気持ち辛口だと思うので(特に脚本)、不快に感じたらブラウザバックしてください。このフレーズ昔のサイトで流行ってたよね。
今回はマジでネガティヴ気味だし勝手なことばっかり言ってるんですが結論から言えば刀ミュサイコー!って話です
 
さて。
 
ちょっと私事でいろいろありまして、CD発売時期もMJ出演時期も勉強漬けだったもので、本公演を待ってる間ずっと刀ミュモードとはいかなかった。情報も集めておらず、だらだらとファンサイトだけは継続していたという感じで。雑誌も読めてないし、ブログもいまいち追えてない。つまりは、前回と同じパターンを踏んだわけです。
あまり期待せず、ほとんど刀ミュモードに突入していない頭で、まあ持ってるしってことで初日のチケットを握りしめ、仕事場から渋谷へダッシュするという、なんともやる気のない流れ。
前回これで失敗したというのに。自分がどれだけ単純脳か、っていうのをすぐ忘れるから人間って不思議だな。
うちわも作らず、前回買ったキンブレの偽物みたいなペンライトは大掃除で捨ててしまったので、開演10分前の18:50に中のグッズ売り場に並んで(よい子は真似をしないでね)、18:59にようやく公式のペンライトをゲットし、走って席まで移動。着いたらすぐに麻璃央くんのアナウンスがあって、そして、
 
「刀剣乱舞、はじめよう」
 
わたしたちの刀ミュが、始まりました。
 
・総括
・1幕感想
・2幕感想
・俳優感想
・まとめ
 
 
・総括(演技全般、歌唱、衣装)
▼演技全般
ブラッシュアップって、こういうことを言うんだなあ。
劇的に、根本的に何かが変わったわけではないし、特別台詞の増えたキャラがいるわけでもないのに、すごく、新しく感じられました。それは追加曲の力でも、より綺麗になったプロジェクションマッピング技術でもなく、やはり演じる俳優の力によるところだと思います。トライアルと同じ台詞のはずなのに言い回しを変えているせいで、とても真実らしく聞こえました。ぐっとナチュラルになって、嘘っぽくない言葉になっていた気がする。細かいことは俳優感想に書きますが、みなさん間の使い方が上手くなったと思います。
 
▼歌唱力
いまだから言えることなんですが、トライアルを初めて見に行った日、一般的なミュージカルを見慣れているわたしにとっては少なからずショックがありました。これは音ゲネかと。もうちょっとなんとかならなかったのか。この舞台はいったいどこに力を入れたいのか、と。演技か、ビジュアルか、それとも歌か、ダンスか。それならば仕方ないのかなあともやもやした気持ちになりつつ。
本人たちのせいばかりじゃない。そもそも、彼らの声域にキーが合っていなかった。慣れない和服に身を包んで刀を振り、かつ踊りながらほとんど叫ぶように歌っている姿は、見ていて涙が出そうでした。だって頑張ってるんですもん。頑張ってるだけじゃ給料も出ないしファンもつかないのはわかるけど、彼らは本当に本当に頑張っていて、心がビシバシ伝わってきた。これは他の舞台では得られない感覚です。どうにかしてあげられないのかと思ったりもしました。通うしかできないけどさ。
ただ、トライアル中にみるみるレベルが上がったのもまた事実で、そういう意味では本公演を楽しみにしていた。すごくね。ゲネ動画しか見てないやつらを見返してやろうぜって、ね。
 
で、本公演初日です。
 
わたしの大好きな、大好きなM1、刀剣乱舞
つい数十分前までだらだらした気持ちだったのが、震えそうに興奮した。
 
これ以上のテーマソングがありますか?(CVひらのつるぎ)
 
聞いた瞬間、単純に歌が上手くなったなと思いました。
トライアルのころから、リードボーカルというか、曲を引っ張れる子が何人かいて、残りは必死でくらいついているという印象があったんですよね。あまりバランスがよくないというか。歌の得意不得意があるのは、すくなくともこの種類の舞台では仕方のないことだと思う。ただ、できないままで終わらせるのはプロとして失格だろうなとも思っていた。この子たちならなんとかしてくれるんじゃないか、とも。ヲタって推してる箱が世界一だと思っている動物種なので
 
不協和音の原因は、おそらく周りの音が聞こえていないから。わたし、実は中高の6年間部活でミュージカルをやっていたんですが(突然のカミングアウト)、ベースが曖昧な状態でハモろうとすると、半音ズレが治せないんですよね。なんか気持ち悪いなあとは思うけど、どちら側にズラせばいいのかがわからない。音程の合っている方も間違っている方も焦ってしまって、結果的に共倒れする。トライアルのときはタオルを握りしめて見ているだけしか出来なかった。
本公演でパネルの裏から6人が出てきた瞬間、どっしりとして重力感があって、ああ生きてるなって思いました。それは衣装がどうとか、ビジュアルがどうとか、そういうレベルの話ではなく。この世界でこの役は自分1人だという誇りのようなもの。堂々として自分と仲間を信じられるひとが、舞台上では強い。
仲間の声が聞こえるようになったのかなあ、そうだといいね。本当に、本当に素晴らしかった。頑張ってくれてありがとうという気持ちです。心が震える、ってああいう感覚のことを言うんだろうなあ。2幕含め、原曲キーで聞きたかったなと思う曲もあるんだけど……音が下がった分、安定感とかっこよさを持って歌いきってくれた姿には、ひたすらに完敗です。
 
思ったのは、この舞台に関しては、歌の上手い下手で語るべきじゃないのかなあということ。
これまでわたしの見てきたミュージカルは、歌が上手いのは大前提、演技ができるのも大前提で、その大きな土台の上に経験だったり技巧だったりを上乗せすることで出来上がっていた。それが当たり前だと思っていたし、そうあるべきだと思ってきた。
ただ、2.5次元は、すくなくともミュージカル刀剣乱舞という舞台には、とてつもない熱がある。聞いてほしい、見てほしい、感じてほしいという、情熱みたいなもの。真正面からぶつかってきてくれる一生懸命さ。やっぱりこれはDVDでは伝えきれないものだと思います。
前のブログのときも書いた気がするけれど、きっとみんな、ここがゴールじゃない。もっとずっとやりたいことが他にある。もしかしたら、コスプレ紛いの衣装にしても初めは不本意だったかもしれない。それを自分の中で落とし込んで、納得して、他の5人と駆け抜けようというその心意気の伝わる舞台。だからこそ、わたしは通い続けたんだろうなと思います。
 
あとリップシンクが減った。そうよ、減ったよ!!!!めちゃくちゃ減ったよ。おめでとう!ありがとう!やったね!!!!やっぱり生歌はうれしいぞ!何より本人が一番うれしいとおもいます
 
▼衣装
(全員かどうかは分からんが)ウィッグが変わった!!!!清光は上部分が伸びて、より男の子っぽく大人っぽく、かつ艶っぽくなったのですきです。あなたはどこまで凛々しくなるの
かなりの衣装厨なのでほんと言うとアイドル衣装もアレンジしてほしかった。余談ですがバックダンサーの百田礼くん(REIさま)が大大大好きなので、アンサンブルの軍服めっっっっっちゃくちゃうれしかった。かっこよすぎか……
本当に視野が狭くて基本的に推ししか見えない人間なので、他のこに触れられなくて申し訳ないんですが、清光くんの小道具はどうしてあんなにも壊れるのか……。鞘のボタン外れまくりで、腰につけていられずにしょっちゅう二刀流のようになってた(それはそれでかっこいい)。演じにくいだろうに、頑張ってくれました。あとブーツも壊れてたよ。ブーツって壊れるのか。
 
そうだ、ブーツについて物申したいんですが。
もうちょっとなんていうかあの、乗馬っぽいシュッとしたデザインにしていただきたい!今の、実用性重視なのはわかるけど、びっくりするくらいかわいくない。ぶよぶよしてる。長靴じゃないんだから、もうちょっと高級感のあるやつを履かせてほしい。記者会見の時みたいなヒールが本当言えば理想だけども
 
これです
 
まあ20代の男の子にヒールで殺陣をやらせるのはリスクが大きいでしょうなあ。トライアルのとき、ヒールで練習してたけどセットに引っかかって危ないので諦めることになった、って何かのインタビューで流司くんが言っていた気がする。しっかしまあブロマイドのヒール加州流司の美しさよ。
ヒールに関しては目を瞑るので、せめてもっとシュッとした……シュッとしたやつ……秋までに頼む。
今回も小道具関連のハプニングはいくつかありましたが、みんな動揺せずに対処できていたので、さすがだなと思いました。ちなみに清光マフラーは絶対に取れないように首のあたりで固定されてるみたいで、トライアルの時のように首にぐるぐる巻き付いたり、落としちゃったりというのはわたしが入った回に関しては一度もなかった。脇腹あたりの留め具は使わないことになったみたい。その方がいいね。留めない方が、風にひらめいてかっこいいので。
 
 
・1幕感想
▼曲
曲が、増えました。
賛否両論あるのは知っています。知っていますが、わたしは結構、気に入ってます。
一般的(?)な2.5次元ミュージカルを見たことがないに等しいのでなんとも言い難いのですが、すくなくともトライアルの刀ミュ1幕の楽曲は、一曲一曲が完全に独立していた。いい曲なんだけど、主人公性があるテーマソングのような感じ。曲がしっかりしていて、魅せるための分かりやすいメロディーラインになっていたから、言ってしまえば曲が立ちすぎていた。結果として、演技、歌、演技、というように孤立してしまって繋ぎが甘かったんです。CDのA面になれるくらいに覚えやすくキャッチーで、迫力のあるリズムじゃないですか。それはそれでよかったんですが、はっきり言って、これまではミュージカルではなかった。エンターテイメントショーという感じ。悪い意味でなく
ミュージカルって、すくなくともわたしの好きなミュージカルって、心の中で思ってることが自然に歌になってしまう、というのが大前提なんです。それ歌う必要ある?喋ればよくない?っていうことをあえてメロディーにのせるのが、”ミュージカルっぽい”。当たり前だと思ってたんですが、これって意外とミュージカル慣れしてない人には不思議みたいですね。
台詞だけじゃ伝わりにくいこと、嘘っぽく聞こえてしまうことを歌にのせて、お互いの心に響かせてハモる、というのが好きで。そういう意味では、唯一、これまでの返歌・名残月はミュージカルっぽかった。歌ったあとに心を通じあわせているからね。
友人にレミゼラブルの映画を激推ししたときに「見に行ったんだけど何で突然歌い出すの」と素で聞かれて、めちゃくちゃに驚いたことがを未だによく覚えてます。アンハサウェイのOn my own最高じゃねえか。そりゃミュージカルだもの。レミゼだもの!!!歌うだろうよ!!!(アンジョルラス推し)
 
以下雑な曲感想
 
◆M1刀剣乱舞
言うまでもなくテーマソング。最高のオープニング。わたしこの歌本当に大好き!!!!!キャラ紹介もおしゃれ。ついでに追加になったダンス部分が最高すぎる。この一曲で観客を圧倒させる力がある。DVDの特典映像で岩大地くんが「ふつーに街で聞いててもテンションあがる」って言ってたのかわいすぎたぞ
 
◆M2勝利の旗
勝利の旗〜♫で桜舞い散るの最高すぎません?
 
◆M3戦場のレクイエム
めっちゃすきやねん
 
◆M4きらきら
会場全体を癒しで包み込む大平峻也is天才
 
◆M5うたかたの子守唄
はあ〜うたかたの〜♫で真ん中開いて三日月が出てくるところで毎回泣く
 
◆M6名残月
泣く
 
◆M7返歌
三日月の美しさを堪能する
 
◆M10キミの詩
〜マスカラは駆逐されました〜
 
 
気に入ってるのは今剣のラストの一曲、M9おぼえている。もうちょっとなんとかしてほしかったのは、M8矛盾という名の蕾そういう曲名だったのか
この2曲はそもそも、トライアルの時点で”絶対に必要だった曲”なんです。ミュージカル的に言いますとね。
 
トライアルでとにかくしっくり来なかったのは、
 
・石切丸と清光はなぜ仲直りが出来たのか
・なぜ義経公を守る守ると暴れていた今剣が最後岩融の言うことを聞いたのか
 
の2点です。ミュージカルにするのであれば、ここは絶対に1曲ずつ必要で、特に岩融今剣の方はデュエット、もしくはリプライズにするべきだと思ってました。これは前のブログに書いた気がする。
そしたらさあ、リプライズだったのよね。
 
M9から先に書きます。そう、これまではちょっと説得力がなかった義経公を守りたいと騒いでいた今剣が、清光を脅迫までしたくせに、さっさと岩融に丸め込まれていたからです。絶対服従というわけでもなさそうなのに(どちらかというと主従だし今剣を溺愛している岩融の方が何でも言うこと聞きそう)。
そこに、今剣をメインにした楽曲を持ってきた。清光、小狐丸、石切丸、そういったことには無関心そうな三日月まで揃って今剣を追い込む。プロジェクションマッピングもよかったなあ。四季のWICKEDみを感じる。魔女をーころせーのやつ。
どんどん追い込まれて、叫んで、ついには気が狂ったようになってしまう今剣ちゃんを救えるのって、、、岩融しかいなくない!?というタイミングで、今剣ちゃんのソロ曲をリプライズしてくるんですねえ。天才か。
 
きらきらひかる、おほしさま」
 
教科書のような抜群のリプライズの使い方!(褒めてる)
ずっとそばで見てたから、わかってる。これほどの説得力がありますか!?(CVひらのつるぎ再びの登場)
というわけで、臨場感もあるM9はかなり、かなーり気に入っています。後ろ向きで立ってるアラケンさん泣いちゃうんじゃないかといつも不安だわ。
叫びながら、跳ねながら、唇を噛み締めながらも安定した歌唱力で観客の涙を誘う峻也くん。強くて、大きくて、あたたかいオーラをまとって今剣を迎えにいく大地くん。この2人の勝利の曲です。
 
 
そしてM8が気に入らないわけを言いますと。
 
冒頭の歌詞が、悪いんですよ。
 
台詞そのまますぎる。トライアルに何回か入っているファンは、ほぼ台詞覚えているじゃないですか。それをただメロディーラインにのせただけというのが、どうしても納得いかなかった。ひねってほしいよ……。だって曲はすごくいいんです。流司くんの声域に抜群に合ってるんです、メロディーが。
 
♫生きるしか、なくて〜
 
クレッシェンド最高だよね最高だよ。鳥肌涙。ここで1曲作ってくれたおかげで、ハモったおかげで、石切丸と清光が心を通わせたという証拠になる。ので、まあ好きか嫌いかで言うと、結局好きなんですけどね。歌詞だけなんとかしてくれれば。
 
どうしたってM1刀剣乱舞がしぬほどすきなんですけど、今回から増えた足首ひねるダンスが最高すぎる。最&高流司くんの足首がほんとうに最高〜〜〜〜〜〜!!!(♫た〜かくた〜かくっ!のところあたり。たぶん)
 
♫ねんねんねんゆらゆろろ〜の歌、三日月の舞を入れたのとてもよいと思います。というのも、トライアルのとき、おじいちゃん登場してすぐ「寝るさっ」て捌けてくもんだから、あなた何しに出てきたの……ってずっと謎だった。年長組(三日月、小狐丸、石切丸)の落ち着いた雰囲気が出ているので好きです
 
あと今回から、勝利の旗か、レクイエムのあとかな?ロックバージョンみたいな繋ぎのBGMが流れるようになったのが、すごくすごくよかったです。次のシーンがすごく見やすくなるね
 
▼脚本
これは、はっきりと間延びしてますね。先に言っておきますが、ここで語りたいのはあくまで脚本であって、俳優の演技力ではありません。
ミュージカルラインを増やしたにもかかわらず、シーンはほとんどカットしていないので、必然的に1幕が長くなる。もうすこし効率よくまとめられるのでは、という感想です。つまらないわけじゃないんだけど、ちょっと説明的すぎる
人間を描きたいのか、刀を描きたいのか、どっちつかずなんですよ。大人組と刀剣組のエピソードが、いま5:5か、まあ4:6くらいかなと。それがくどい。ここからは察して、みたいなのがあってもいい。ヲタクはそういうのすきだよ。義経弁慶と今剣岩融をメインに置きたいなら、清光石切丸のシーンを削るべきだし、その反対も然り。あっちもこっちも、で長くなっている気がする。
 
あと、やっぱり不思議なのが小狐丸の立ち位置です。
清光は部隊長で石切丸と言い合いになる。元主人の義経公を追いかける今剣。それを止めたいけれど複雑な気持ちの岩融を説得する三日月。
 
では、小狐丸は?
 
清光石切丸組をなだめる、という位置なんでしょうが、それがどうにも曖昧だし、台詞も板にいる時間もすくない。ここはトライアルから納得できていないところです。もう一度言いますが脚本について言っているのであって、俳優のあれこれではないので悪しからず。わたしはむしろ小狐丸の台詞、あるいは板にいる時間を増やしてほしいし、増やすべきだと思っています。
 
話は戻りますが。
長い長いと言うけどじゃあどのシーンを潰すんだと言われても、わたし自身大人組もすきなので困ってしまうんですが、例えば鞍馬寺へ出家しようと思っておる〜のシーンは短いから、どこか別のところに合流できるのでは?とか、反対に刀剣組は戦闘服の時間ばかりなので、ちょっと内番モードを入れたりして休憩タイムも作ったら?とか、考えたりします。とにかくずっと緊迫したシーンが続くので、見ていてちょっと疲れます。見に行きすぎだと言われればそれまでなんですけどね……。
 
そうそう、今回は字幕メガネも借りて見たんですが!その感想も書いときます!(やりたい放題)
中学生くらいの英語レベルだったと思います。めちゃくちゃ簡単でした。だけど、想像してたよりいい感じに訳されてた。あんまり期待してなかったので。日本人でも借りてる人、結構いるみたい。嫌な顔されなくて、丁寧に説明してもらえたよ。メガネ自体は軽くて透明なので、観劇にほとんど邪魔になりません。ただ、手元にコントローラーを置かなくちゃいけないので、きになる人は後方席のときにチャレンジするとよいかも。わたしはアイア最後列で借りました
日本語って自由な言語なので、誰に言ったかを曖昧にできるんですが、英語だときちんと三人称が使われるから、ああこれは今剣に言ってたのか、とか、義経さまも聞いてたのね、とか、改めて分かったこともあって面白かった。決め台詞が英語になるとやっぱりかっこいいですね。承知!がAs you wish!となるのはぐっとくるものがありました。
 
あとですねえ、特筆すべきは、仲間が、friendsと訳されてたことです。
memberとかteam-mateとかいろいろ訳しようがあったと思うんですが、そこをあえてfriendsにするのはかなりエモいですよ。エモくないです?
あれだけ迷惑をかけられ、振り回されてる清光ちゃんが、刀の歴史的にもずいぶん年上の5人のことをfriendsだと思っているってそりゃおめえ涙も出るだろうよ。なんだかんだアツい男の子だよね、清光くんは。そういうところもひっくるめてすきです
アイアの話になってしまうけど、字幕メガネは思っいてた何倍も快適で斬新なシステムだったので、英語にそんなに苦手意識ないよって方はぜひぜひ借りて見てください!全景見渡せる席の方が字幕読みやすいと思います。外国人受けするコンテンツなんだから、もっとマーケティング頑張ってくれ!!!!!(はいけい  ねるけぷらんにんぐさま)
 
・2幕感想
東京公演後半あたりで、後ろに座っていた方が幕間に「◯回目にしてやっと2幕を受け入れられるようになった」と言っていて。
 
ああ〜そういう方もいらっしゃったのか。
 
これまで読んでくださっている方は薄々感じてらっしゃると思うんですが、わたしって結構単純なヲタクなんですよね。枠をはみ出さずに、あとは一生懸命に、何よりも本人が楽しそうにしてくれればそれでいいただ本職はおろそかにしないでほしい(←ここテストに出ます)。
どこに根っこを生やしているか(アイドルなのか俳優なのかタレントなのか)さえはっきりしていれば、別に演技に走ろうがお笑いに走ろうが、なんでもいいんです。
わたし、KPOPでは某グループダンスがめちゃくちゃに上手い+喉からCD音源と言われる歌唱力+かわいい+かわいい)をずっと応援してるんですが。韓国のバラエティってひと昔前の日本がやっていたような、結構えげつないネタをアイドルにやらせたりするんですよね。だからある程度の耐性はついていて、女装も、お笑いネタも、女性アイドルとの絡みも、7年見ていればもはや何とも思わないし、年下の女の子とわちゃわちゃして本人が楽しそうに笑っていればそれでいいかなあと思える。んですが、彼らがリップシンクを使ってきたり、イベントだからとゆるいダンスを踊ったりしたら許せないんだよなあ。別に他のアイドルが口パクしてても、だよね〜と思うけど、うちの子たちに関しては許せないんですよね。出来るの知ってるからさ。ヲタクって勝手じゃないですか。単純だけど。
 
とにもかくにもわたしは、与えられた環境を楽しめるタイプなんですよね。だから、なんのネタバレも見ずにトライアルに行ったときも、「なにこの突然の音と光(CV加州流司)……試されてる!?よしきた任せろ」っていう感覚でペンライトを振っていた。エンターテイメント!っていうものをバシバシぶつけられた感じっていうのかなあ。ひたすら楽しかった。
だから、受け入れるまでに時間がかかるひととか、もしかしたら2部あんまり……っていうひともいるのかな。いるんだろうな。
 
もったいない!!!!!!!(個人の主観です)
 
 
〜ファンサについて小言をいいます〜
Twitter等を見ていて悔しかったのは、ファンサネタばかりがひとり歩きしていたことです。あの種のライブは線引きが難しい。ドル界隈で鍛えられていないファン(もちろん全てのドルヲタのマナーが良いという意味ではないですが、やっていいことと悪いことの区別はついてると思います)は簡単に一線を超えようとする(ハイタッチの手を伸ばしたり、ぬいぐるみ掲げたりとか)し、本人たちもラインがはっきりしていないせいでぐだぐだと応じるしかない。
加えてこの分野の難しいところは、ファンの出身が多岐にわたりすぎているということ。
 
1.原作ヲタ
キャラが命。痛バ。ぬいぐるみ。ストーリーの流れやセリフの深い意味を1番よく汲み取れる。ペンラ芸がプロ。キャラ同士の絡みの深読みがすごい。さらに夢と腐に二分されます(まあこれは他の出身もそうか)
 
2.ジャニその他ドルヲタ出
モールホロ使わずにうちわを作るのが当たり前。胸の前から絶対にあげない。一部盛り髪。他のファンとはペンラの振り方が違う(体感的には他より振りが細かい気がする)。バックダンサーも振付もフォーメーションも覚える。近くの他担より遠くの自担
 
3.俳優追っかけ
本人の体調変化に最も気づきやすい。演技に関しても細かく分析できる。原作は分からない場合もあるが、劇場に1番通う層。いい意味で2.5次元を仕事と捉え、冷静に観劇できる
 
この層の間でもやもやといろんな意見が出ることはそりゃあ仕方ないです。そこが2.5次元っていう、いくつもの次元が混ざる面白いところだとも思うし。マナーどうこう言っても、それぞれ出身地のマナーを叫んでいるだけで、結局他の畑の人間は聞き耳持ちませんからね。はっきり言って、みんながみんな年相応の行動を取れば、何の揉め事も起きないでしょうし。
 
そもそも、本当に客降りが必要なのか?ということです。
そりゃあファンサは嬉しいし、一瞬で椅子から転げおちるほど幸せな気持ちになることはわかります。わかるよ。でも、それだけが自慢話のように回って、肝心の演技や歌、パフォーマンスの部分についてが知られないのはとても悔しい思いだった。だってすごく頑張っているのに、きらきらしているのに。
ファンサって、結局は天国と地獄が隣り合わせだなあと思うのです。嫉妬がぐるぐる渦巻いてらどろどろしている。隣に同担がいて、片方だけが思い切り指さしをされたらもやもやした気持ちになるでしょうし、他担のうちわに反応する自担を見たらむしゃくしゃするじゃないですか。難しいよね。難しいよ。
わたしは昔から一貫して認知されたくないタイプのファンなのですが(推しの視界に入りたくない)、10年アイドルを追っかけて思うのは、全員に平等に、かる〜く手でも振ってくれればそれでええよってことです。あなたたちが生きて目の前に立っていること自体がファンサですので。
 
トライアルはわりと何も考えずに楽しかったのが、本公演2幕はかなり自由がきくようになったので、いろいろ考えちゃったことも事実です。まあわたしの場合は、これまで客降りしてなかった推しが突然降りてきたので、嬉しいやら困ったやらだったというだけなんだけど。やってる本人たちも大変だよねえと思うよ。ファンサしたらしたで文句言われるんだから。すまんな。ぐるぐるばきゅーん☆ってやられてぽかんとしてたお前が言うなという話なんですけど、まーなんだ。ヲタって勝手なんだよ。
 
 
でも、改めて言おうね。
わたしはそれでも、2幕がすきだー!
 
揃いきってない(特にオープニングなんとかしろ)アンサンブル!雑な照明!ジャニーズKPOP顔負けの絡み振り付け!若干残る、やらされてる感!誰も何もよく分かってないカオスな空間!あえて言うけどそれほど歌とダンスがうまくないのに!めちゃくちゃ輝いてる6人!アイドル性と以外言い表しようがない、ちぐはぐさが凝縮して爆発する最高の瞬間!が2幕です!!!
 
そういうわけで2幕大好き人間のゆるりは1曲ずつ感想書きますね。
 
 
◆M1 mistake
本当にこの曲でMステ出ればいいと思っている。大富豪だったらよかった。
多田慎也先生の作曲センスは本当に素晴らしいですよ。素晴らしいよ。2幕に客を引き込むポイントになる曲じゃないですか。初めて見たらしいお客さんが、曲の始まりはぽかんとしていたのが、ガツガツとペンライトを振る同士に変身する姿にはぐっとくるものがあります。やったぜ同士。やっぱりこの黒衣装の清光にはKAT-TUN亀梨みを感じるよねえ、なんなんだ。顔か?指差しの振り付けがすきです
 
それでさあ!!!!!
三日月と清光の手つなぎ振付ってどうなの!?!?
初日、抱えてた双眼鏡落っことした。びっくりしすぎて。なんだったんだ……考えたひとだれ…………(菓子折りを差し出す)
振り回されっぱなしの清光がノリノリの三日月にハイハイって頷いてわりと無表情で手握るのわりとわりとわりとかなりやばかったです。KPOPで散々絡み振付には耐性がついてるんだが(某VIXX)こりゃあびっくりだぜ。
この2人のコンビがわりと好きなんですけど、嵐におけるじいまごみを感じる。孫の方がしっかりしているように見えて、実は底知れぬパワーを持ってるおじいちゃん。孫のことが大好きなおじいちゃん。
あとこの2人が岩融のラップ中にウェーイ!みたいなフゥー!みたいなのやってるやつ、かわいいです。
 
◆M2 描いていた未来へ
嵐のHEROあたりのカップリングにありそう。TIMEのアルバムに入ってそう。超ジャニーズ(日本語)
青空の下でPV撮ろう。原っぱで寝そべってシャボン玉跳ばそう。名曲ですわ〜。
深読みだいすきヲタクなので、歌詞を勝手に本人たちに当てはめて勝手に涙する遊びにハマっています。
 
♫描いていた未来へ〜ぼく〜らは〜ゆ〜くんだ〜
 
だってここがゴールじゃないもんね!!!がんばれ!!!!!!!(タオルを握りしめる)
 
あとさあ。
 
♫おぼろ月 ♫星の雨 背中合わせ
 
って歌詞センスが最高すぎて意味がわからないよ!!!!そしてこの2人に歌わせる最強感。泣く子も黙るチーム三条with加州清光におけるじいまごコンビ。
 
途中でハートの振付混ぜ込んでくる推しが出来るこすぎてとてもこわかったです。ライビュで抜いてくれなかったカメラさんにはかなり怒っています
 
◆M3 えおえおあ
ファン参加曲〜!カーニバルナイトみをかんじるやつ〜!!!
仕切るいまつる峻也が、さすがドルステをやっているだけあるなあと思いました。あのこが喋るたびに、会場全体がほわ〜として、かわいい……!ってなる空間がたまらなく幸せだった。峻也ちゃんはほんとにハッピーオーラまとった素敵な俳優さんだと思います
刀ミュのすきなところのひとつに、ひとりひとりの役割がしっかりしている、というのがあって。お互いの出来ること、出来ないことをちゃんとわかってるから、ここは誰に任せよう、ここは自分が出て行くべきだ、というバランスが取れてるんですよね。みんな無理してないし、楽しんでいるのが伝わってくるのが、すきです。
 
あとバックダンサーの話をするけどさあ!!!髪の毛お団子結びして出てくるREIさまがかっこよすぎてな!!!わたしはあと少しでうちわ作りそうだったよ!!!
 
◆M4 endless night
黒羽麻璃央くんって、こんなに綺麗に音を伸ばせるこだったんですね。
なんかもうひたすらに美しいんだ、まりちかは。すごく繊細なメロディーで、スモークの中で気持ちよさそうに歌う姿が最高に素敵でした。どうしても若手演歌歌手っぽいんだけどさあでもさあ!!!かっこいいぞまりちか!!!そりゃあスカウトもされるだろうよ
 
◆M5 解けない魔法
 
最高だよね。最高だよ。
この曲ってちょっと解釈が難しいと思っていて。清光が誰かを置いてきたようにも聞こえるし、誰かに置いて行かれたようにも聞こえるんですよね。じゃあそれは沖田くんか?というと、そんな単純なものでもなくて、とにかくいろいろな感情が混ざってる、難しい曲だと思うんです。でもやっぱりわたしは失恋の曲だと捉えるのがすきです。ヲタクはアップテンポな失恋曲がすきだからなあ!!!ぜひにINFINITEのCover girlを聞いてください
 
曲の最初と最後のセリフ、本公演では言い方をがらりと変えてきましたね。これがめちゃくちゃ男前で、ビリビリくるよね。mistakeのところでも書いたんですが、流司くんには全体的に亀梨みを感じる。これ多分かなりのジャニヲタ出がそう思ってると思う。
しかーし、この曲だけは櫻井みを感じるんだ。。。まあ、自担なんですけど。
不器用なラブソング歌わせたら櫻井くんの右に出るものはいないというのが持論なんですが、清光くんも最高なんですよな。身体のライン的には亀梨くんより櫻井くんに近いと思います。まあダンスは……その……清光くんの方が上手いよ……(15年推している人間の証言)
出来る(と世間的には思われている)男が失恋ソング歌うの最高だよね。
 
あと何が最高ってやっぱり、国民的アイドルのツアーダンサーをやってきたアンサンブルを従えて、センターを張る清光くんの堂々とした姿、甘いフェイスに似合わないクールなハスキーボイス、媚びのないクレッシェンド。
ほんとうにほんとうにかっこいい!本公演もありがとうございました。
 
 
◆M6 日替わり
〜大袈裟について小言を言います〜
あのね、誰も言わないから言うけどさ。
腐売りがすぎる。
 
 
わたしは元来箱推し、というよりも仲良し厨で、メンバーにはとことん仲良くいてもらいたいファンです。これはどこの分野でもそうで、不仲という噂を聞いただけでもう半分は興味を失う、って感じです。ガールズグループをどうしても応援できないのもそれが理由です。どうせなら、仲良く楽しくやってほしいじゃないですか。ほんとはぶつかり合ってるんだろうけどさ。数年後に笑い合えたら、それでいいじゃないですか。
KPOPの話をするけど、あそこは、わりとメンバー脱退とか追加の多い市場です。日本でそこそこ名の知れてるどのグループも、たいてい誰か1人は抜けてます。7年のジンクス、というのがあって、7年以上活動しているグループのほとんどは、メンバーの入れ替えが行われるという恐ろしい神話。兵役もありますしね。
わたしが推しているグループは、大手事務所で唯一フルメンバー残っている希少種です。とんでもなく仲良しというわけではないと思う。もう腐売りするネタもなくなってきて、若手特有の寮住まいからも卒業してしまいました。それでもツアーでは楽しそうにお互いに軽口を言い合っている姿を見るだけでヲタっつーのは幸せになるもんです。彼らもデビュー当初はすごくギスギスしていた。同い年の2人は全くキャラが違って、お互いを鼻にもかけない感じ。それが今ではサプライズでバースデーパーティー開いたりするんだからさ、ぐっとくるじゃないですか。ジャニーズで推してるグループもまあ仲良しを売りにしてるんで、わたしはかなり耐性のある方だと思います。というかあります。コンビ厨の気もあるしな
 
しかしね。限度というものがあるんだよ。
 
もう爆発しそうでした。何なんだろう、どの層を狙った演出なの?まず動きが歌詞に沿ってない。清光がソロパートを歌い始めるときに、ほらどうぞ?ってやるジェスチャーも、全然意味がわからなかった。辻褄がない。それならまだ、清光が女装でもして女の子役としてセンターに立たされた方がまだ納得するわ
あからさまなのは求めてないんですよね。いや求めてるひともいるのかもしれないけど。mistakeの手繋ぎ振り付けがひとつのラインかなあ。あれはおじいちゃんがマフィアのドンみたいでぞわぞわするから、ゆるす(勝手なファンの典型)
何にせよ本人たちがやらされてるのか、困ってるのか、楽しいのかなんなのか、中途半端なんですよね。くっついときゃ歓声上がるだろう的なやつか?ヲタなめられすぎてない?でも叫ぶからなあ、叫んじゃう人がいるから、それでオーケーになるんだろうね。そういう安易な演出に限ってTwitterを賑わせてるのが、本当に納得いかなかった。
あとお前何様だよという話なんだけど、本当に本当に腹が立ったのは、大袈裟じゃない曲のイントロが流れたときに、会場全体がため息をつくことです!!!そういうの!!!伝わるから!!!やめようよ!!!!!って言えなかったけどさ。別に大袈裟が好きな人のことを否定する気持ちはありませんが、他の曲だからってあからさまに残念な空気が漂うのがただただ悲しかった。
 
わたしはまばたきとlove story、すごくすきです。当分大袈裟はトラウマになる気がする。ついでに客降りもなくしてください(ちゃっかり)
 
◆M7 漢道
わたしは大抵日替わり曲でいろいろとダメージをくらってるので、気を取り直してくれるのがこの一曲です。やっぱり名曲だな〜!
刀と祭り、日本の2つの伝統をがっちり合わせるっていいですよね。トライアルのときはあんまり考えてなかったんだけど、俳優さんがあのレベルの太鼓を叩けるってひょっとしなくてもすごいのでは……!?弁慶が、東京楽にしても、大阪は見てないのでわかんないんですが、京都大楽にしても、盛り上げる一言を投げかけてくれたの、めちゃくちゃ楽しかったです。
わたし、弁慶ー!義経公ー!って呼ぶスタイルがとてもエモいとおもっていて、いつも泣いてしまうんですが。
 
ちょっと言い方はアレなんですけど、まあ来場しているほとんどは6振が目当てだと思うんですよね。その辺りは多分、大人組の方々もよく分かっている。こういうジャンルの舞台だし。
それがいつからか、トライアルの途中くらいから、大人組の4人の名前を叫ぶ風習(?)が出来て。しかもさ、みんな冗談半分とかでなくマジのトーンで呼ぶじゃん。わたしも呼ぶ。叫ぶ。すごい、かっこいい。
6人だけじゃ、たぶんここまで盛り上がらない。高みまでいけない。大人組の4人の俳優さんたちが、まだ人生経験の浅い若手の6人を見守って、静かにまとめてくれてるんだろうなあと思っています。キミの詩のときにも思うんだけどさ。だから、弁慶殿だけが上がってきて、ドドン!と太鼓を叩いて空気を引き締めてくれるあのシーンが、会場全体があたたかくなんとも言えない幸せな気持ちで溢れるところが、わたしは本当にだいすきです。
 
で、推しの話をするけど
毎回衣装のどこかがうまくいかなくて他のメンバーに直してもらってるのも、いちいち裾を引っ張るのも、清光ちゃんかわいかったなあ〜。そのくらいでいいのよ絡みは。まあそれ含め流司くんの計算だというのは百も承知ですが
最後のがお〜ってやる清光ちゃん宇宙一かわいいですよねかわいいです
 
 
・俳優感想
 パンフレット順です
 
 
三日月宗近役・黒羽麻璃央くん
「来るがよい」
 
いちばんおおきく変わったかもしれない、麻璃央くん。
すごく自信がついたんだなあ、と思いました。と同時に、この役はやっぱりとんでもなくプレッシャーだったんだなあ、とも。
爆発的に流行ってしまったコンテンツ。頼りは静止画と声優の台詞のみ。歴史を洗おうにも、おそらく三日月宗近についてはネタが多すぎるだろうし、信憑性も曖昧。にもかかわらず、ゲームCMではいつもセンターにいて、博物館に展示されるとなれば、連日行列。一時期は誰もが血眼になって5-4を彷徨った伝説の刀剣ですもの。
トライアルのときも素敵で優美だったけれど、自信という新たな武器を手に入れた麻璃央くんの三日月宗近は、なんというか天下五剣ならではの怖さというか、笑っていながら何を考えているかわからない不思議さを兼ね揃えていた。妖艶さも倍増。なによりマイペースながら愛される、というのが、なんだか麻璃央くんに近いような気がしました。
前回と違うのは、この世にもうひとり、三日月宗近が生まれたからかもしれない。
比べる理由も意味もないと思うんですが、勝手に、ちょっとだけ心配してて。ダブルキャストともまた違うから、役作りを共有することもできないだろうし。麻璃央くんは怖気付くこともなく立派にやり切ってくれました。
京都大楽でも涙をこぼさずに、でもすこしだけ潤んだ瞳で会場に挨拶してくれた。麻璃央くんの晴れやかな笑顔が忘れられません。公演後のブログを読みながらまた泣いちゃったよ〜。本当に、本当に素晴らしかった。ありがとうね。麻璃央くんの三日月宗近が、まりちかが、わたしは大好きです。
 
 
◇小狐丸役・北園涼くん
「あ!わたしもその抜け道とやら、探して参ります」
 
6振の中で1番役作りが難しかっただろうなあ、小狐丸。前出した立ち位置もそうだけど、そもそも、人型ですらない。耳ついてるし。2幕で「聞こえませんよ〜?」ってポーズするとき、ちゃんと小狐丸の耳の位置に手をあててたの、静かに感動しました。
小狐丸の台詞は、舞台のキーとなる部分が多くて、場面転換にもよく使われていたので(内番開けの「よっ!」、清光石切丸組の仲直り後「ようやく分かり合えたようですね」等々)、やっぱり俯瞰できているキャラクターなんだろうな。飄々としてる涼くんと小狐丸はどことなく似ているなあと思います。あと筋肉すごい。フォトショ使う必要ないやつ。
 
 
◇石切丸役・崎山つばさくん
「来るよっ」
 
なんかもう真面目を絵に描いたような人だよね。崎山先生は。
キャラを愛しているっていうよりもむしろ、尊敬しきっている、というところにヲタクは心くすぐられます。DVDのインタビューで「石切丸は優しいひと」と答えてたんですが、本公演ではますますそれが前面に出て、年長組の3人の中でもずば抜けて大人感と安心感がありました。そして清光への当たりの強さよ。清光ちゃんって見た目よりメンタル強い子だと思うんですけど(キレたら泣くんじゃなくて刀抜くタイプ。新撰組だけに)、もうちょっと優しくしてあげて!!!!!(笑)
 
 
◇今剣役・大平峻也くん
「上ですよっ!」
 
見た目が可愛すぎてつい油断するんですけど、めちゃくちゃ役作りをしっかりしていて、かつ歌もダンスもレベルの高い峻也くん。インタビューで、他に今剣役をやりたかった人間がどれだけいると思ってるんだ〜、的なことを茅野さんに言われた、というのを見たんですけど、これってめちゃくちゃ舞台あるあるだよなあ。役に受かったということは、どこかで落ちた人間もいるってことじゃないですか。若手俳優なんてそんなに広い世界じゃないし、おそらくオーディションで上まで登ってくるのは顔見知りばかりだろうから。そんなのに遠慮してちゃ仕事にならんとは思うんですけど。シビアな世界のなかで選ばれし6人なんだなあと感激してしまったエピソードでもあり。
峻也くんは、本当に底抜けに天使でした。京都大楽が本当に凄くてさ。いつの間にか日替わりと化していた弁慶との掛け合い、めちゃくちゃ胸が熱くなった。その後の義経公と階段で話すシーン。義経公にキュッと掴まれた頬を、M9で♫ぼくの役割〜っ!と絶叫しながらさする峻也くんは、さすがとしか言えなかった。決まった演技じゃない中で、役として生きているからこそ自然に出た仕草だと思います。
2幕でもきゅるんきゅるんの笑顔で三条派と審神者をめろめろに倒してくれた今剣としての峻也くん。さよならするのは悲しいけど、またね。今剣は峻也くんだけです。
 
 
◇岩融役・佐伯大地くん
「俺を楽しませろ!」
 
トライアルの何倍もパワーアップした、大地くん。個人的にはトライアルの頃からキャラに一番近いひとだと思っていた。
実は、トライアルで気になっていたのが大地くんの間の使い方。ほんのすこし、早いなあとずっと思っていたんです。今剣「歴史を変えては、なぜいけないの?」岩融「悲しいことの次に我らがいるからだ」にしても、1人で阿津賀志山に向かった今剣を追いかけようと清光に刃向かうシーンでの「こころ、感情」にしても、ソロ前の「俺はいったい、どうしたら!」にしても、弁慶と闘うシーンでの「違う!弁慶の力はこんなものではないっ!」にしても。ほんのワンテンポ速いんです。次に続く台詞を急がなければならないわけでもないのに、言ってしまえば大地くんが思う存分に時間をつかえる見せ場のシーンなのに、それがずっと惜しいなと思っていた。
それが。
本公演で泣かせられた理由のほとんどは岩融でした。間の使い方が素晴らしかった。トライアルのとき、叫ぶシーンが多くてひたすら苦しそうだった岩融が、すごくどっしりとして落ち着いた、おおきくて、強くて、あったかい存在に見えました。ただ単に今剣を頭ごなしに叱るように思えたシーンが、岩融の愛情が感じられるようになった。本当に本当に素晴らしかったです。きっと、この半年の間に舞台に限らず映画も、いろいろなお仕事をして、演技の幅が広がったのかな。
そして大地くんは、岩融は、2幕になると超かっこよくて気さくなお兄さんに変身するんですねえ。客席に、がお〜ってやってきてくれるの、本当にかわいくてかっこよかった!DVDインタビューひとつとっても、人間の良さが滲み出ている素晴らしい俳優だと思います。先輩を尊敬するこころと、年下を可愛がる優しい瞳がとってもだいすき。これからも頑張ってほしい!あと幸せな結婚をしてほしい
 
◇加州清光役・佐藤流司くん
「ちゃあんと、見ててよね」
 
加州清光役・佐藤流司
 
もうこの字面が最高。
 
本当に、本当に、清光を推していてよかったと思わせてくれる俳優です。今日こそは舞台全体を見ようと意気込んでいても、勝手に目が追ってしまう。とんでもなく吸引力のあるひとだというのは去年の11月も思ったけれど、比べものにならないくらい進化してました。
 
不思議なんだよなあ。
どうしてめっっっっっっっちゃくちゃにかっこいいのに、めっっっっっっっちゃくちゃにかわいいのか!!!最後の方イライラしたわ。あまりにもかわいすぎて。
 
さてさて。
前のブログにも書いたんですが、わたしが流司くん演じる清光を見る上で勝手にポイントにしているところは、男らしさ、青年らしさです。とにかく主にぞっこんという設定がひとり歩きしていて、清光はどうにも女々しい扱いをされがち。確かに服装には気をつかってるし、マニキュアもしているけれど!清光はれっきとした青年で、血気盛んな新撰組の刀だったわけです。まあ、なかでも利発っぽい立ち位置の沖田総司の刀ですが。
もともと加州清光という刀は池田屋で傷つき、直そうとしたけれど破損がひどく、もう修復できないと言われた、という話があります。だから、石切丸との言い合いのあとの、
 
「戦いで折れるなら、上等じゃないか」
 
という言葉にとんでもなくぐっとくるわけなんですね。それを流司くんは、すごく大切に言っている。DVDのインタビューでも、男らしさというのを語ってくれていて、「それな!!!!!」と机を叩いた。
 
深読み大好き芸人(すぐ出てくる)としては、最後のシーンで審神者に褒められた時のリアクション「もちろん!俺の頑張りもある!と、思うけど!みんなが協力してくれたからだと思うよ」を何回も見ているうちにぐるぐる考えるようになってしまって。
清光は「俺ってダメだな〜!隊長しっかく〜……」とorzポーズをしていたわけで(あれめっちゃかわいい)、まあ血気盛んな新撰組の出身だし、地元の仲間が仲間だし(切って殺すはお手の物&こうみえても結構邪道でね&首落ちて以下略)、アツくなっちゃうと前しかみえなくなるなんだろうな〜と思ってたんです。
でも、よく考えてみると。
なんだかんだ、喧嘩中の石切丸に折れるのは清光が先だったし、岩融が暴れるのを1人で止めようとしたのも清光だったし、あれあれ。。。思っていたより清光くん大人だった。
最初バラバラで、清光の命令が全然通らなかった第一部隊が、後半になるとどんどんひとつになっていく。清光の一言(「んじゃ、おっぱじめるぜっ!」)戦闘が始まって、終わるときには誰よりも嬉しそうにしている。その笑顔がたまらなくかっこいい!
 
トライアルよりも気に入っているのは、清光が若干気だるげなところです。「わ〜かったよ、やるよ〜」「のちほど〜」、語尾を伸ばしながら顎をあげて、口角をさげる。こっっっっれがもうさ!!!!めちゃくちゃに可愛いんだよ!!!!
 
そういうわけで好きな台詞
「(去る小狐丸を追いながら)ねえっ!」
「(暴れる岩融をたしなめながら)いいやっ?」
殿堂入り
 
「それ俺のほしい台詞じゃないからね!」←かわいい
「俺のこと嫌いなの」←ちがう
「ったくわ〜かったよやるよ〜」←結局やる
「のちほど〜」←のちほど〜!!!!
「あんたの計算通りなんでしょ〜」←拗ね
「(勝手に攻撃する岩融にキレて石切丸に訴え)ど〜なの〜?」←拗ね
「三日月だって知ってると思うんだけど〜!もう何度も来てるんだし〜!」←JK
 
……キリない。〜だけど!の言い方がすき。
 
美人かつ可愛く、戦いのときはかっこいいのに打たれ弱い。褒められたい、認められたい。プライドもあるしちょっぴりメンヘラ。そんなめんどくさくてかわいい、猫みたいな犬みたいな加州清光を、普段クールであまり本音を見せない、くるんくるんの目で化粧映えする、運動神経抜群ハスキーボイスの流司くんが演じるというのは、とんでもなく、とんでもなく贅沢なことです。
 
ジャニやKを見てきて思うのは、本職じゃないにもかかわらずダンスが上手いと言われる人間には2種類。誰もが認める天才か、運動神経抜群の器用人間か。前者はSHINeeのテミンなんですけど。知らんという人はyoutubeでソロ曲DANGERのダンス練習動画を見てくれ(ダイマ)
 
流司くんは、後者です。
瞬発力があって機敏、見ていて気持ちのいいキレキレのダンス。天才肌のように枠から外れて自由に踊ることはしないけれど、決められた振り付けの中で一番かっこよく、かわいく見える魅せ方を知っている。解けない魔法でジャニーズのコンサートに何度も出演してきたダンサーをバックにつけてステージの真ん中に登場する流司くんは、どうしたって宇宙一輝いてる。アンサンブルのダンサーの方々が本当に楽しそうに踊っていて、自慢気な目で流司くんを見ていて、すごく幸せな気持ちになった。ありがとうSA-SA、ありがとうREIさま。今回から追加された、腰くねらせる(語弊)ダンスめちゃくちゃに最高です。ほんっとうにもう最高です。ああ〜〜SUKI
 
カテコにちゃっかり2幕衣装のパンツで出てくるしかない清光くん宇宙一かわいいと思います。あと薬指だけ毎回塗り替える秘密を教えてよ。
「少しは可愛くなったよな」、はトライアルまで「可愛くなったかな」、だった。一文字で全然違う。「俺のこと、ちゃあんと見ててよね」の声色から媚びがほとんどなくなった。その代わりにマジな目で客席のずっと向こう側を見ている流司くんは、まさに、清光くんでした。 自由奔放な三条を相手する清光がそうであるように、この6人はいつだって自由気ままで、それでいて流司くんを真ん中にほどよい距離を保っているのがとてもすきだった。 マンネもえの話をするね。 マンネ、とは韓国語で末っ子の意味。繋がりだったり年上を敬う文化の強い韓国では、アイドルグループもひとつの家族のように扱われる。その中でもマンネのかわいがられようといったら尋常ではなくて。かわいい顔をして生意気なブラックマンネ、出来る子すぎる天才マンネ、ひたすら兄たちを立てる天使マンネなどいろい、いるわけです。嵐だったらしっかり者の潤くんがマンネで、NewSは破天荒な手越がマンネ。なんだかんだ何をやっても許されるし、それを自覚しているマンネたち。結構もえません? それでね。 チーム三条with加州清光のキャストにおける流司くんがマンネだという、とんでも事案ですよ。だれがどう見たって峻也くんが年下だと思うじゃないですか。 最年長のつばさくんへの扱いは雑、大地くんと涼くんにやたらと懐いており、麻璃央くんにはとことんかわいがられ、峻也くんにミルミルを餌付けし、バラバラな6人をまとめているのが平成7年早生まれの佐藤流司(21)ってかなりの激アツ案件ですよ。最強マンネ。
 
 
京都大楽の話をします。
茅野さんが黙って普通のカーテンコールで終わるはずがない、というのはトライアル楽のときに十分思い知ったので(CD発表で椅子から崩れ落ちた女)、何かしらあると思っていた。でも、思いつかなかったんです。CDもライブも発表されてるし、まさか今更DVDの宣伝もしないだろうし。映画化?ねーわ。まあ音楽番組出るくらいかなあ、とか悠長に構えていたわけです。tohoシネマズ新宿のプレミアムシートで(仕切りがあるので泣いても誰にもバレないから超オススメ)。
 
で、麻璃央くんの挨拶が終わり。
三条派がざざっと捌けて、階段上のセンターに清光だけが後ろ向きで立って。震えてるように見えたよ。わたしが泣いてただけかもしれないけど。
 
ああ、来るなと思った。
 
振り向いた清光くんは、流司くんは、見たことのない顔をしていました。
次の公演は、きっと、清光にとって楽しいものではないはずなんです。苦しくて、悔しくて、つらい思いをする公演になる。たぶん隊長ではないんだろうな。知らんけど。たぶん、次で刀ミュの清光くんは最後だろうな。知らんけど。妄想だけど。茅野さんが生ぬるい脚本をつかうわけもないので、相当メンタル的にえぐい何かが待っている。わかっているんです、そんなことは。
新しい仲間と誠の心を歌う清光くんが、三条といるときとは全然違う表情をしていたのが、わたしにとってはすごくすごく、大きな出来事だった。決意が滲んだ青年の顔。苦しい思いを、知っている顔。めちゃくちゃに凛々しくて、それなのにあとすこしで泣いてしまうような。だって袖からは三条が見ている。どういう気持ちだったんだろう。流司くんのことだから、彼はとんでもなくプロだから、仕事と割り切って演じてくれると思うけど。わたしはファンとしてはプロではないから、最後まで耐えられるだろうか。と思ったりもして。
でも、ぞくぞくした。単純に知りたいと思った。新撰組の清光が、加州清光という刀がどういう存在なのか。それを、佐藤流司くんがどう演じるのか。楽しみでしょうがない。
涙が止まらなかったなあ。
サービス開始2日後からプレイして以来、清光を一度も近侍から外していないわたしの使命だと勝手に思って、秋公演の清光くんも楽しみに待ってます。
 
 
・まとめ
東京楽、トリプルカーテンコールの話をさせてね。たぶんDVDに入らないし。
実はダブルカテコで、既に麻璃央くんからの挨拶がありました。「たくさんの拍手ありがとう、楽しかった。またいつか」というような。そのあと公演終了のアナウンスと、外国人観光客向けの英中韓案内まで放送があって。それでも誰も帰らずに拍手を続けていたら、トリプルカーテンコールが始まりました。
なんだかとても説明しにくいけど、楽ってやっぱり特別じゃないですか。演っている彼らも、見ているこちらも力が入るし、余計なことを考えて、感傷的になったりもするじゃないですか。だから、スタンディングオーベションになったのも必然的だった。みんなすくっと立ち上がって、拍手喝采でした。
真ん中に立たされた麻璃央くんは、それはもうぽかあんとして、(やべ、何も考えてない)という表情そのもので、それがすごく嬉しくて。困った麻璃央くん、思わず隣に立つ流司くんに助けを求めるんですけど。これがまた流司くん、ひひ、ってちょっとだけ笑って、大丈夫だよと頷いていて。そうしたらもう、涙腺が崩壊してしまいました。
 
前のブログにも書いたんですが、わたしは結局、運命というものにとことん弱い。別の場所で生まれて、違う育ち方をして、同じ夢を見て、偶然が重なって、今日、ひとつの舞台に立っている。素晴らしすぎませんか!?
そして特に特に特に、黒羽麻璃央くんと、佐藤流司くんのふたり。
生まれは1年違い、同郷、同じテニミュで舞台を踏んで、それから別々の道にすすんで、今度は、刀ミュ。たった1年違うだけなのに、体型からして違うじゃないですか。すらっとして筋肉のすくない、ザ・モデル体型なうつくしい麻璃央くんあまり上背はないけどがっちりしていて、ばっちり逆三角形なのにわりと着瘦せするし、かつ俊敏なかっこいい流司くん。性格も全然違うし、たぶん好みだって違う。同じイベントを組まれることは多いけど、普段からベタベタしていつも一緒ってわけでもなさそう。そんなふたりがひとつの舞台でシンメを組んで、背中合わせにひとつの歌を歌う。麻璃央くんに出来ること、流司くんに求められていることはたぶん違うけど、2人の目指している先もきっと違うけど、漢道ですれ違うのを見るたびに、ぐっときます。
 
今までジャンルに縛られず、小劇場からブロードウェイまで何本も舞台を見てきたけれど、こんなに通い詰めたのは刀ミュが最初で最後かもしれない。イケメンミュージカルなんていう安っぽい言葉でまとめないでほしい。一生懸命さが、熱が、必死さが、直に伝わってくる素晴らしい舞台でした。
全く別の場所で生まれ育って、似たような夢を持って集められた6人。きっとゴールはここじゃない、アイアでも京都劇場でもない。それをわかっていながら、ただがむしゃらに走り続けてくれた半年間。キミの詩の一番最後、大人組を愛しそうに見つめる流司くんのまなざしが忘れられない。
数年後、もっと高みに上った6人の俳優が、楽しかった美しかった苦しかった経験として思い出してくれれば、こんなに嬉しいことはないなあと思います。そして刀ミュは、日本刀に擬人化にイケメン、とグローバルに戦える要素をたっぷり持ち合わせているので、マーケティング次第で必ずや日本を背負えるコンテンツになると信じています。アイアシアターでもう6振に会えないなんて嘘みたいだ。ありがとう。忘れないよ。ライブも楽しみにしています。
 
ここまでなんと2万字!卒論か!読んでくださってありがとうございました。
ゆるり

2.5初心者のアイドルファン審神者が刀ミュを見に行ってきた

ジャニーズ、KPOPと人生の半分近くをアイドルの応援に捧げてきた私が、生まれて初めていわゆる2.5次元ミュージカルと呼ばれるジャンルの刀剣乱舞トライアル公演(以下便宜的に刀ミュ)を観劇してきました。一週間経ってもどうにも気持ちが落ち着かないので、思っていることを書き出してみます。素人目の適当な感想なのであまり深く捕らえずに適当に流し読んでいただければありがたいです。
※内容にがっつり触れています。勝手な憶測があります。作品や出演者を批判する意図はありません。ほとんど加州清光と佐藤流司さんについて長々と喋っているだけの文になってしまった
(2016.1.12 ちょっと加筆訂正しました)
 
◎観劇に至る経緯
2.5次元ミュージカル。ううん、聞いたことはあるものの、見たことも行ったこともない未知の世界でした。漫画禁止、テレビ禁止の家で育ったので二次元にはあかるくないし、アニメが30分ということすらついこの前まで知らなかった。ゲームは小学校のポケモン銀から触った覚えもない。そんな私が大学の友人の強い勧めで、半分無理矢理にサービス開始3日目から相模国審神者に着任したというだけでも、ちょっとした奇跡だったわけです。オンラインゲームってすごいね、セーブボタンいらないんだね。四天王の直前で必ずセーブしなきゃいけなかったのに、時代は進んだものです……。
 
開始早々、よくわからない狐に5人から1人選べと迫られ、そもそも推しキャラとは?何を根拠に決めるの?と混乱。……声優だって!?そんなの知らんがな……。とりあえず、なんとなく加州清光を初期刀にしました。見た目が特別好みっていうわけでもなかったけれど、まあはっきり言ってしまえば、自分の好きな色が赤というだけの理由。
 
数日後。
待ってなにこの子超可愛い。
 
なんせ私、ミーハーだもの。可愛がってと言われれば可愛がり、デコってと強請られれば金色の刀装に最速の馬をつけ、軽傷未満でも撤退させちゃう。憎き槍に悪態をつきながら、着任以来一度も近侍を外さず、立派なモンペと成り下がりました。今年の初めはプライベートもゆっくりしていたので、GWくらいまでは毎日ログインしてました。
 
驚きの告知は、春。
 
ミュ、ミュージカル!?
 
観劇好きな両親のおかげで、小さい頃からミュージカルは好きで履歴書の趣味の欄にも書くレベル(必ず突っ込んでもらえるので会話の糸口になりやすい)。いまでも月2〜3回のペースで見ているけれど、2.5って、2.5ってなんだ。ミュージカルに次元なんて考えたこともなかった。もともと好奇心の強い性格、というかまあ思いきりミーハーなので、一人前に興味だけはありましたが、かなり深い沼になりそうなのでいまいち踏み込めなかったというのが大きいです。うん、ミュージカルは好きだよ、好きだけど。でも2.5次元って、テニミュみたいなもんか?テニミュって名前しか知らんが、どうなんだ?イケメンが舞い踊る感じ?歌は?演技は?刀が!?!?!?
ううっ……よくわからない……。
 
で、夏にキャストの発表。……知らん名前しかない。当然だけども。当然だけども1人くらい知ってる俳優いるかなと思った。山口祐一郎さまとか(贅沢すぎ)。
 
TLといえば「大変だ!」「このキャストでチケットが取れるはずがない!」と阿鼻叫喚のRTが回り、舞台俳優を追っかけている友人から「あんたの推しキャラとんでもないことになった!!!!」とLINEが来るわの大騒ぎ。そうか、私の推しキャラは加州清光なのか……とここで初めて認識。キャラを愛でるという感覚を、ここで初めて得たんですね。
 
とりあえず、加州清光役にとんでもない人気俳優さんがキャスティングされたことだけは、疎い私でも理解できました。個人的にはキャスト云々の前に三条&清光というキャラが選抜されたことの方に興味が強かったけれど。同人誌でもあんまり見ない組み合わせだし。
 
この時はまだ他人事だったんです。せっかくだから一回は行きたいなあくらいの。ジャニーズはともかくとして、KPOPは今でさえ落ち着いたものの、2010年あたりは推しているグループがほぼ毎週のように合同イベントに引っ張り出されていて、何せ金になるビジネスを見逃さない事務所でしたから、本国人気の割に日本でありえない狭さの箱に押し込まれることが多かったわけです。おかげで、これまでチケット戦争という戦争に自ら飛び込みまくってきたという……。本気を出して席を選ばなければ(席運は前世に置いて来た)、なんとか取れるだろうという漠然とした自信もありました。なんとも漠然とした根拠のない自信と、投げられたファンサを自分宛だと思う勘違い脳がドルヲタには必須だと思ってます。
都内に住んでるし、ミュージカルは好きだし、清光が動くことには興味がある。なんだかんだあったけれどチケットも2日分取れたから行ってみよう。そんな感じでした。ミュージカルが始まるまでにプライベートがパタパタとしてしまったので本丸にはもう三ヶ月くらい行っておらず、むしろ熱がちょっと冷めていたかもしれない。
TLに流れてくるネタバレをちょいちょいと見て、ライブがあることだけは分かったので、とりあえずは直前にハンズでペンライトを買いました。ペンライトを自分で選んで買うという感覚が、もう新鮮なんですよ。ジャニは公式があるし、KPOPは大抵チケット代に含まれていて入り口で配布されるから。12色に光るってなんだどんなハイテクシステムなんだ!?!?最初に思いついた人は、推しを何人も掛け持ちしていたんだろうか。
 
 
◎舞台総括
とりあえず簡単に舞台の感想をば。
すごく、面白かったです。
馬鹿みたいな感想ですみません。ジャニーズでもKPOPでもそうだったんですが、年の近い、生まれも育ちも違う男の子たちがひとつのものを作り上げる様を、周りの大人が厳しく見守っているという画に弱い。きっとみんな個人個人の目指す場所はここではなくて、この舞台は将来的な足がかりになるのだろうけれど、でも今、これを、ここで頑張りたいという気迫が伝わってくるフレッシュな舞台でした。個人的には同世代が頑張って何かをやってるというだけで泣いてしまうんですが。
 
・ストーリー展開
一幕はなんというか、一言で言ってしまえばわかりやすい、簡単なストーリーでした。日本人にはよく知られている義経と弁慶を中心軸としているので、歴史に詳しくない私でも比較的すっと入ってくる内容。ゲームをプレイしていない客層には多少不親切な点もあったような気がする(義経が握っていたのが今剣だというのがややわかりにくく、パンフレット等で補足の説明もないので)ものの、それこそが2.5次元ミュージカルの良さなのかもしれないですね。やや閉鎖的であるところが残っていると、プレイしている身は、ふふふと笑えるところも多いし、ヲタってそういう特別扱いみたいなものにくすぐられるから。ゲームの音楽を流されるとどうしても居た堪れない気分になってしまう……なんかごめん。
 
簡単なストーリーのせいか、あまり深みがなかったかなとは思いました。綺麗にまとまってはいたけれど、後々考えてみると歴史って結局変わってない?弁慶のことを(心の奥底の欲望に感応した)義経が殺してしまったし、義経と頼朝が分かり合えたのかどうか、頼朝側の心理がいまいち曖昧で。でも個人的には弁慶、義経、頼朝のアンサンブルの演技が最高だったのでオールオッケーです。義経公最高。生写真買わせて。
 
全体として叫びの演技が多くて、みなさんお忙しいと思いますし短い期間でなんとか詰めたんだろうなという粗さも見えました。おこがましいですが正直、人前に出るレベルには達していないんじゃないかと初見では思ったけれど、千秋楽までにはかなり伸びが見えので、客前に立つと本人の意識の外のところで上達するのだと思います。楽に向けて進歩があるのが舞台の面白いところでもありますし、本公演までに期待したいです。このあたりはトライアル公演として目を瞑るべきなのかもしれない(そのためこの記事では歌唱力には極力触れないようにする)んですが、2.5次元ミュージカルに疎いので素人目には何とも言い難いですね。殺陣にはあかるくないけれど、まあまあ見れる範囲ではあったと思います。SEとズレるのは仕方がないのかな。
 
ミュージカルファンとしては後半に歌が少ない(というか偏りすぎている)気がしました。岩融→三日月とリプライズの使い方は綺麗でうまくまとまっていたものの、もうすこしコミカルな歌を入れてもよかった気がする。特に、勝利の旗→鎮魂歌は曲の雰囲気が似ているのに立て続けなのがすごく勿体なかった……。ラスト、弁慶〜義経を倒すあたりでもう一曲欲しいところ。
あと声を大にして言いたいんですが岩融と今剣をメインにするのであれば、どうしてこの二人のデュエットがないの!?暴走する今剣を説得するのに一曲必要。
一曲目、「刀剣乱舞」のキャラ紹介のときにBGMをキャラに合わせてすこしずつアレンジしているのはよかった。特に三日月。
 
・キャラ
拍手喝采です。たった一種の公演で2.5次元ミュージカルの魅力が分かったような気になってしまうほど。正直言ってここまでの再現度とは思わなかった。2.5次元ってすごい。華やかでリアル。プロジェクションマッピングと照明がいいスパイスで、真剣必殺では思わず声が出てしまいました。衣装、立ち振る舞い、口調、仕草、何もかもが本物でした。歌が〜ってちょっと言いましたが、歌とか演技の前に、役者さんがキャラクターとして生きていれば作品としてはほとんど成功なのかもしれない。そういう意味では刀剣乱舞は最高でした。特に衣装は素晴らしい。強いて言えば、三日月の衣装にもっと良い布を使ってほしいけど……重さが出るかな。
 
キャラ作りはプレイヤーに寄せて媚びるというよりは、公式的な台詞やキャラ設定に基づいていた印象。たとえば加州清光は想像していたより青年らしく、石切丸や小狐丸は礼儀正しかった。初観劇の後「違う気がする」と思って家に帰って、PCを開けて本丸を開いてすぐ「ああ、間違ってなかったわ」と思い知らされたんです。このジャンルは爆発的に流行したので、以前から二次創作と公式の設定が曖昧になっていることが指摘されてきたんですが、私自身、頭の中で勝手にキャラの性格を補完していたのかもしれないなあ。客を納得させるだけの演技力が俳優にあったというところですかね。
 
三日月宗近;初回が終わったあと沸騰した頭でローチケに走り、友人に泣きついて、結局9回入ったんですが、千秋楽のカーテンコールでしずしずと前に出た黒羽麻璃央くんが「三日月宗近だ」と挨拶してくれた瞬間、すべてのパーツがピタリと嵌まった気がして号泣してしまいました……。椅子から崩れ落ちそうでした。ライビュでどこまで写っていたか分からないのですが(アーカイブ版と一緒かな)千秋楽は本当にハプニングが多くて、パタパタしていて見てるこっちが不安だったのに、ひれ伏したかった。まりおちゃんの笑顔で世界が平和になります。
小狐丸;うちの本丸には実装されていないので何とも言いがたいんですが、想像より落ち着き払っていた印象でした。こんな世の中全てわかってますキャラなのか……?でもまあ天下の三条ですしね。六振のなかでも加州清光と小狐丸は特に審神者べったりなキャラだと思うんですが、いい距離感で安心しました。踊りますか!から鎮魂歌の流れが見ていて気持ちいい。本公演ではもう少し歌わせてあげてほしいです。
石切丸;口調にはやや面食らいました。さん付けなんだ……。まあそれは演出として、出てくるだけで笑いが起きる要素を持ちながら、加州清光にきつく当たる様子は予想外で引き込まれました。嫌みなく演じきれるのは役者さんの力だろうと思います、石切丸先生。あとダンスになると機動が上がるのも最高です。
岩融;個人的に再現度ナンバーワンだと思っています。素敵な役者さんをよくぞ見つけて来てくださった……本当にすごい。豪快であたたかくて大きくて優しい、本当に岩融でしかなかった。ミュージカルは初とのこと、よく頑張っていたと思います。本公演までにまだまだ伸びると思うので応援したいですね。
今剣天使。走り回っているだけで会場を幸せな雰囲気に包む子でした。アイドルの舞台やっていたそうで、ファンサが自然で立っているだけでキラキラしてました。天使の生まれ変わりかもしれない。運動量はピカイチでした。文字通り、とんだりはねたりおてのもの。可愛くて癒されました。
加州清光;後述。
 
・二幕
ライブあり、うちわ・ペンライト持ち込み可と言われたときに、文字通り「お前は何を言っているんだ」と思い、2.5次元ってこういうものなのかと友人に聞いたら「レアケース」と一蹴されました。にもかかわらず、これもまた納得させるだけの空気作りがありました……。これはちょっと言葉では説明しにくいんですが。客を引き込むエンターテインメントとしては最高峰だったと思います。歌もダンスもまだまだ未完成で完璧ではないのに、受け入れてしまう自分がいました。
推しの名前を思う存分叫べるのもジャニヲタとしては嬉しいところなんです。本人に気づいてほしいとかそういう話ではないんです、っていうかむしろ気づかなくていいんですが、心の声をそのまま口に出来るのは開放感というかなんというかもうライブの醍醐味です。あと最高だったのは、メインキャストのみならず弁慶さまや義経公にもコールがあったところですね。あの部分は、会場がなんとも言えない暖かい雰囲気で包まれるんですからねえ。初めていらした方は「えっ呼ぶの!?」みたいな感じで笑ってるんですが、プリンシパルが着替えに入っている間の太鼓ソロでは絶叫することになります。わたしも最初は戸惑ったものの、義経公役の荒木健太朗さんも

荒木の部屋 -13ページ目

こうおっしゃってくださっているので、よしとして私は毎度コールしましつつ、赤のペンラがっつり振りました。本当かっこいいです。

AKBのポニーテールとシュシュや嵐の名曲Stillを担当した、ジャニヲタの中で超有名な多田慎也大先生が作詞作曲したmistakeを二幕の一曲目に置き、KAT-TUNを彷彿とさせる衣装でラップまで盛り込んできたのが完全に計算ずくで、やられたと思いました。あの数分で客をぐいっとつかみ沼に引きずりいれるんですからね。清光が「どーして歌って踊ってんのかなあ」と言ったとき、客は空気に飲まれていて、既にその疑問を忘れてしまってるんです。だいたい二曲目くらいまでは客の半分くらいが混乱して半笑いだったのに、その後はもうペンラを振るロボットと成り下がります。考えさせる間を与えないところがうまいなあ。だからこそ、そうじゃん、なんで歌ってるんだっけ、と笑いが起きるし、その直後の清光の煽り、「うしろ〜!」「まえ〜!」「みんな〜!」に違和感なく参加できるんですね。日を追うごとにキャストのファンサが上達していくのが楽しかった。

衣装もそれはそれはよかったです。ドルヲタというのはメンバー間のちょっとした衣装の差分にたまらなく興奮する生き物(だとわたしは思っている)んですけど、すこしずつデザインが違っていたり、下品にならない程度に担当色が織り交ぜられていたり、最後には大胆に肌見せがあったりと本当にこの舞台コスパよすぎるよ!!!!!!!!!!!今回のトライアルで担当色がほぼ固定されたと言っていいので、本公演が本当に本当に楽しみです。

 
◎加州清光と佐藤流司くん
とにかく、彼について話をさせてほしいんです。ここ一週間悶々としていることすべて書いたら3日くらいかかりそう。そのくらい衝撃的でした。
 
2.5次元ミュージカルの世界ではよく知られた超人気俳優であるらしい佐藤流司くん。彼がチケットの倍率を凄まじく上げるだろうと各所で予想されていたので、個人的にハードルはかなり上がっていました。誰に言っても「推しキャラが流司くんなんてうらやましい」「奇跡」と言われ、まして加州清光は曲がりなりにも私の推しとなったようだし。しかも二次元初の。出来るだけ先入観を持ちたくなくて、出演作やらほとんど調べずに見に行きました。
 
この子は、すごいぞ……!
圧倒されました。 
始まってすぐ、私は加州清光というキャラクターのことを勘違いしていたのかもしれないと思いました。清光は容姿は気にするし、捨てられたくないという思いもある、可愛がってと縋るけれど、それ以前に新撰組の魂の残る青年の刀でした、そうでした。そうなんです。見た目にこだわるからって女々しいわけじゃないんです。ずっと近侍としてつかってきたのに、ここにきてそれを思い知らされたんですねえ。想像していたよりきっと、加州清光という刀は、男らしく、強い、美しい刀だということに。
まず、流司くんの演じる加州清光がなぜあんなに可愛いのかが、どう考えてもわからない……。だって、私が思っていた加州清光よりも、ずっと男らしかったのに。審神者に溺れてちょっとメンヘラ、くらいを想像して来たのに、ハイハイ、と言うことを聞くあたり、ビジネスライクな雰囲気さえありました。それなのに、可愛いんです。信じられないほどに、可愛くて、放っておけない、加州清光が、アイアシアターの真ん中で息をしていたわけです。もう口じゃ説明できません。
顔は可愛い。それは流司くんの生まれ持ってのものとして、思っていたより声も低い、審神者にベタベタ媚びない。それなのに可愛い。低い声が部隊を率いる者としての責任感を帯びて、客を納得させる。本当に、本当に、可愛かった。宇宙一。流司プロと呼ばせてほしい。可愛すぎて涙が出て、すぐにうちわを作ると決めました。というか初日が終わってすぐに作りました表裏で。うちわを見ないことで有名なジャニーズ自担についてはもう3年以上作っていません。
 
秀逸はソロ曲ですソロ曲ですよ。いいですか。最初に乙女ゲーム顔負けの甘い台詞を真顔で吐いておきながら、失恋ギリギリにいる、縋りたい恋心をアップテンポで歌う清光が最高です。この歌詞でバラードにしなかったというあたり、本気を感じます。
 
だってアイドルファンってアップテンポな失恋曲大好きでしょ?(押しつけ)
 
ダンサー(しかもあの笹原くんつき)を従えてステージの中央に立ち、会場中を真っ赤に染める、宇宙一かっこよくて可愛い最高のソロ曲、『解けない魔法』。アーカイブ版の2900円はこの一曲につかったといっていいです。毎日見てます。本当に、最高に、可愛い。これ以上は口で説明できないので、悪いことは言わないからDL版をチェックしてください。(堂々とステマです)

更に、キャラ研究が凄いです。いやこれも事前に聞かされていたけれど、想像以上でした。

公演期間の後半になればなるほど、仕草や小ネタが増えていきました。本公演でなく、トライアル公演だったのでいろいろと挑戦できたのかもしれません(初日と千秋楽で違う内容のものを見せることについての議論はこの記事では行いません)。脚本があるので無闇に台詞を追加するわけにはいかないんでしょうが、タメが長くなったり、笑わせるシーンはコミカルになったりしました。信じられない吸収力。とくに、客の反応の良いシーンを際立たせることが上手い子でした。俳優だから当たり前と言えばそれまでなんですが、暗転している間、自分にスポットが当たっていない間もずっと爪を弄ったり、髪を直したり。キャラ作りがここまで繊細に出来る俳優って多くないと思います。もうすごい。すごいとしか言えない。脱帽です。訳がわからない。何を食べていればあんなに可愛く成長できるんだろう

 

演技に関して特筆すべきは、11/6のマチネです。

ラストの戦闘シーンで、マフラーが全部取れてしまったんです。それまでも片方落ちたりうまく巻きついていなかったりはあったんですが、その時はもう完全に首から取れかけていた。だらんと床につくほどに。ああ、どうするんだろうと。そのまま殺陣ができるはずもないし、敵に襲われるシーンなので巻き直すことも難しい。本丸であれば誰かに巻いてもらう小ネタに繋げられたかもしれないけれど、とにかくシリアスなシーンでそんな余裕も時間もない。シーンはどんどん進んでいき、結局私はこの日のラスト、マフラーばかり見てました。まったく厄介な小道具です。
流司くんはマフラーをするっと首から引き抜いて、階段を上る演技を続けながら片手にぐるぐると巻きつけました。ちょうど暴走して義経を守ろうとする今剣ちゃんを階段から引き下ろすあたりです。そして、そのまま刀を握り、凛々しい黒衣装のまま戦い始めました。取れたマフラーなど邪魔でしかないのに。清光でなかったら、違うキャラなら、たかが小道具なのだから袖に向かって投げ捨てることができたかもしれない。というか私なら絶対にそうします。邪魔だし。
反対に私が当初想像していたような「自分が可愛くて仕方のない加州清光」であれば、仲間が戦っていてもすっと影に回って、自分の容姿を気にして、ひとり影へ逃げ込んでマフラーを巻きなおし、再び舞台へ出てきたかもしれない。マフラーを巻くだけなら、袖に引っ込んでしまえば十秒で足りるから。けれどさすがはプロ。ずっと握り締めたまま、一度も床に落とすことなくカーテンコールまで演技をし終えました。圧巻でした。役作りが一貫しているからこそ出来る演技です。完全に独り言なので流していただきたいんですが、マフラーがとれて黒一色になった加州清光、しぬほどかっこよかった………………神様ありがとう
 
極めつけは、恐ろしいほどのファンサ力。
バックについて幼い頃から先輩のファンサを見ている天下のジャニーズと、ほぼ無法地帯でステージで携帯を取り出しファンとツーショットを撮るようなKPOPを渡り歩いた私があえて言います。佐藤流司くんは、凄い。ファンサのプロです。
 
ファンサの出来るアイドルは二種類に分けられる。と私は思っています。うちわのメッセージや自分の担当色にすばやく反応するキラキラ正統派と、自分を推している人間を見極めてころしていくサイレントキラー。前者は初心者が落ちやすく、現に初回一緒に入った友人は、コンコンとしてくれた小狐丸にあっさりと崩落しました。こういうアイドルにつくファンは幸せだろうな、と、ファンサをしないアイドルを応援してきた私は今でも思ってます。キラキラ正統派を推している子はいつだって楽しそうなんだもの。カメラに嫉妬するの飽きました(愚痴です)
 
反対にファンサの出来ない(しなくて許されるキャラの)アイドルは会場全体に手を振ったり、カメラに自分から近づいていくことで場を持たせます。大抵そういうタイプは美しさで周りを圧倒するので、特定の客を指差すような仕草なんて求められてないんです。生きてるだけで十分ですから。私はだらだらと6年近くもファンサをしないアイドルを応援してきたので、久しぶりに受けて心臓が止まるかと思いました。あれは定期的に受けていないと免疫が落ちるらしい。からいものと一緒だね。
 
で、佐藤流司くんについて。というか、加州清光として舞台に立っていた、佐藤流司くんについてですが、彼は、サイレントキラーです確実にな。友人に聞いたらアイドル舞台やってたというじゃないですか。そりゃそうだ。あれは素人技じゃない。プロの犯行
まず、大きな分かりやすいファンサは少ないんですよ。ハートつくって♡、バーンして♡等にもあまり応じていなかった印象。キャラの一貫だと思います、流司くんの清光ちゃんはそれほど媚びないので。会場の一点を長いこと見つめないんですよ。かといって、ファンサの出来ない新人アイドルのように全体にバラバラと手を振ることもしない。一本釣りも投網もしないんですね。だから、言い方はアレなんですが、一見ファンサをしていないように見えます
でもこれはトラップなんですけどね。
前述したとおりとにかく可愛いので、本当はそこにいるだけで十分なわけです。
でもね、騙されちゃいけません。おそらく、流司くんのみを見ていた方には同意してもらえると思うんですが、私は9回入って確信したことがあります。
 
彼は、どの場所に自分のうちわがあるかを確実に認識しているんです。
赤のペンライトを持っている人間の多いスペースも。
 
そして、赤を持った人間を、振付に混ぜて一瞬の隙で狙い撃ちします。無駄のない動きで、お辞儀をした瞬間に目配せを送り、手を伸ばすタイミングで指をくいっと曲げてみせる。手を振る時も、腕は使わない、指先をちょん、と折って微笑むだけ。貴族か。
そうして突然ファンサをくらって心停止したファンを見届けることなく、さっさと自分の仕事へ戻っていくんです。本当にプロとしか言えないようなさりげなさ、ファンサを受けた本人しか気づかないような小さな、ただし的確な方法でファンをころしにかかるわけです。もうお手上げですよ。本当に凄い。そして可愛い。
 
ソロで一面を赤い海にしたあと、ただ1人客席に降りない所も最高でした。わかってんな!!!!!って叫びたかった。全員降りる必要ないですもん。最高にアイドル。team三条を従えた絶対的センター。それでありながら他キャストが歌っているときは柔らかい眼差しで見つめる女神。
 
◎まとめ
今回初めて2.5次元のミュージカルを観劇してみて、その沼の深さを思い知りました。楽しかった。自分がこれまで追ってきたジャニーズやKPOPと通ずるところもありながら、違う魅力が溢れている最高のエンターテインメントでした。同じペンラを振るのでも、ジャニーズとKPOP、そして刀ミュにしてみても、リズムや間の使い方がみんな違うんですよね。うちわの作り方ではジャニヲタの気合いが発揮出来たし、そう言う意味でもこの舞台の客層はあらゆるジャンルの出身者が集合した同窓会のような雰囲気でした。アップテンポな曲の間奏に全員の名前を叫びたくなるのはKPOPで背負った罪ですかね。文化が違えどヲタクは楽しい。
本公演では推しに通帳を投げるお布施タイムがあるといいな。ありません。
 
読んでいただきありがとうございました!